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会期 2026年4月2日~5月7日
会場 中国浙江省博物館孤山館区精品館
中国・浙江省博物館にて、ある偉大な芸術家の節目を祝う特別な展覧会が開催されています。その名は徐三庚(じょさんこう)。2026年は、彼が生を受けてからちょうど200年にあたる記念すべき年です。
「金罍道人(きんらいどうじん)」などの号でも知られる徐三庚は、清代末期から近代にかけて、書道と篆刻の世界に革命を起こした巨匠です。


伝統を「舞わせた」男:徐三庚のスタイル
徐三庚の芸術を語る上で欠かせないキーワードは、「呉越の気風」と「流麗な美」です。
彼の書風は、秦漢時代の重厚な伝統を継承しながらも、そこに女性的なしなやかさや、風に揺れる柳のような躍動感を加えました。
今回の展覧会では、彼の生涯を4つのセクションに分けて紹介しており、初期の模索から晩年の円熟期に至るまでの進化を克明に辿ることができます。


「石の中の詩人」が遺した傑作たち
会場には、徐三庚の手による貴重な墨跡や印章が並び、訪れる人々を圧倒しています。
特に注目すべきは、彼の代表的なスタイルである「細衣」のような繊細な線を用いた印章です。強靭なエネルギーを秘めつつも、見た目はどこまでも優雅。この絶妙なバランスこそが、彼が当時の上海画壇や後世の書道界に多大な影響を与えた所以です。
また、今回の展覧会に合わせて出版された図録や、全国から集まった専門家による学術シンポジウムも、彼の芸術的地位の再評価を象徴しています。

浙江省博物館:200年の時を超えた再会
この大規模な特展は、浙江省博物館、上海博物館、西泠印社といった中国を代表する文化機関が協力して実現しました。
単なる作品の展示に留まらず、彼が生まれ育った上虞の風土がいかにその感性を育んだか、そして彼がどのようにして「海派(上海派)」の先駆者となったかという歴史的文脈が丁寧に解説されています。
徐三庚の作品を眺めていると、200年前の人物でありながら、その感性は驚くほどモダンであることに気づかされます。

「伝統は守るものではなく、新しく創り出すもの」。 彼のしなやかな一筆一筆は、現代に生きる私たちに、型に縛られない自由な創造力の大切さを教えてくれているようです。
もしあなたが、力強さと美しさが同居する「究極の線」に出会いたいなら、徐三庚の世界をぜひ覗いてみてください。そこには、石と墨が織りなす、永遠に色褪せないドラマが刻まれています。
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